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メールのブラックリストを確認・解除する方法【3分で解決】

メールのブラックリストを確認・解除する方法のアイキャッチ画像
送ったはずのメールが届かない
メールにもブラックリストがあると小耳に挟んだ
ブラックリストの確認、解除方法が知りたい

 

この記事はそんな人に向けて書いています。

もし、あなたのメールアドレスがブラックリストに登録されているとしたらいかがでしょう?

メール配信のブラックリストがどのようなものか知らなくても「ブラックリスト」と聞くと非常に怖いイメージがありますよね。

今回は、メールアドレスがブラックリストに登録される原因対策法などをまとめてお伝えします。

本記事を読んでわかること

・ブラックリストに登録されてしまう原因

・ブラックリストにの確認方法

・ブラックリストの解除方法

・ブラックリストへの対策方法

それでは、詳しく解説していきます。

メールにおけるブラックリストとは

メールにおけるブラックリストとは、メールの受信を拒否されたIPアドレスリストのことです。

もし、自分のIPアドレスがブラックリストに登録されてしまうと、送信したメールが届かなくなってしまいます。 

一般的に迷惑メールは、迷惑メールフォルダに振り分けられることが多いですが、ブラックリストに登録されてしまうと、迷惑メールフォルダにすら届かなくなってしまいます。 

ただし、ブラックリストに登録されているかどうかは自分でチェックすることもできます。

モリゴッド
モリゴッド
メールを送っても届かない場合は、ブラックリストのチェックを行うようにしましょう!

ブラックリストに登録されてしまう原因

上述したようにブラックリストに登録されてしまうと、メールが届かなくなってしまいます。

例えば、会社で利用しているIPアドレスがブラックリストに登録されてしまうと、自分以外の社員までメールが送れなくなってしまいます。

ビジネス上でメールが送れないとなると、大変なことですよね。

ここからはブラックリストに登録されてしまう原因を紹介します。

スパムメールを送っている

スパムメールとは宣伝目的で一方的に送られる電子メールのことです。無差別かつ大量に一括して送信される電子メールのほとんどがスパムメールとされています。

いわゆる、迷惑メールです。

当たり前のことですが、スパムメールを送るのは絶対にNGです。もし、悪意がなくても心あたりがあるのであれば、すぐに辞めましょう。

大量にメールを一斉送信している

上述したスパムメールの特徴として、「特定のIPアドレスから一斉にメールを送信している」ということが挙げられます。

つまり、スパムメールを送っていなかったとしても、大量にメールを送信すると「迷惑メール業者」と間違えられ、ブラックリストに登録されてしまうことがあります。

BCCを使って大量のメール配信を行っている人は気をつけましょう。

BCC配信の危険性については以下の記事で詳しく解説しています。

BCCでのメール一斉配信は危険?NG理由と対策方法を紹介します 本記事はそんな人に向けて書いています。 この記事を書いている私はメール一斉配信の業務に携わ...

無効なメールアドレスに繰り返しメールを送っている

これが1番よくある事例です。

使われていないメールアドレス間違ったメールアドレスに何度もメールを送ると、送信先のサーバーが攻撃を受けたと判断し、ブラックリストに登録してしまうことがあります。

もし、メールを送信してメールが届かなかった場合は、何度もメールを送り続けるのではなく、メールアドレスに誤りがないか確認しましょう。

メールを一斉配信する際は、メールアドレスのリストが正しいかどうかを必ず確認してください。

スパムトラップに何度も送信をした

スパムトラップとは迷惑メールを特定するために使われる方法です。 

ブラックリストを管理している団体が、使用していないメールアドレスを用意しており、そのメールアドレスに何度もメールが送られると迷惑メールと判断され、ブラックリストに登録されてしまいます。 

過去に使われていた古いアドレスなどを利用するケースが多いです。そのため、以下の2つのメールアドレスのリストへの一斉配信は絶対にやめてください。

メール一斉配信をする際は、必ずオプトインが取れたリストへ配信するようにしましょう。

・購入したリスト

・古いリスト 

・オプトインが取れているリスト

オプトインとは「承認」のような意味合いになります。

事前にユーザーが能動的なアクションを起こし、ダイレクトメールやメルマガを受け取ることを許諾した状態。たとえば、通販サイトに新規登録する時に『このショップからのメールを受け取る』のチェックボックスにユーザー自らがチェックを入れた場合、オプトインとみなされる。

参照:Marke Zine

ブラックリストに登録されているかどうかを確認する方法

実はブラックリストに登録されているかどうかは簡単に確認することができます。

以下のサイトにアクセスし、メール配信用サーバーのドメインを入力します。

ネットワークチェックツール

表示される登録情報の「登録されているサイト数」が1以上であれば、ブラックリストに登録されていることになります。

ブラックリスト確認方法

他にもSpamhausという非営利団体、SpamCopというブラックリストに関するデータベース公開のサービスなどがあります。

これらのサイトでもメール配信用サーバーのドメインを入力すると、ブラックリストに登録されているか確認することができます。

もし、ブラックリストに登録されてしまっている場合は対策が必要となります。

ブラックリストから削除する方法

ブラックリストに登録されていたとしても、慌てる必要はありません。

上記で紹介したようなブラックリストを管理している団体に削除の申請をすれば、簡単に削除することができます。

ここではSpamhausでのブラックリスト解除方法をお伝えします。

1、Spamhausにアクセスします

サイトは英語表記となっておりますので、ブラウザはGooglechromeを利用して、日本語表示させるとわかりやすくなります。

サイト内で右クリックから「日本語に翻訳」を選択します。

スパムハウスの説明1

2、ブロックリスト「削除センター」にアクセスをクリックする。

スパムハウスの説明2

3、メール送信に利用しているサーバーのIPアドレスを入力し「見上げる」をクリックする。日本語訳が少しおかしいですが気にしないでください。

スパムハウスの説明3

4、次のページにてリストが表示されていますので、対象のドメインをクリックします。

5、削除用のフォームページに遷移し、メールアドレスと表示されている番号を入力すれば、申請は完了となります。

モリゴッド
モリゴッド
意外と簡単ですよね。3分あれば終わります!

もし、ブラックリストに登録されてしまった場合は慌てずに対応するようにしてください。

ただし、GmailやYahoo!メールなどのフリーのドメインでは、これらのブラックリスト削除の対応は行えませんのでご注意ください。

メールにおけるブラックリストのまとめ

最後に改めて、ブラックリストに登録されないための対策方法をまとめます。

ブラックリスト対策方法

・スパムと疑われるような内容のメールを送らない

・オプトインがとれたアドレスのみに配信する

・エラーが出てしまったアドレスにはメールを送らない

上記3点を気を付けていれば、基本的には問題ありません。

ただし、そもそもBCCを使って大量のメールを一斉送信をしようとすると、スパムと疑われてしまいます。

対策としては、メール配信サービスを利用するのが良いでしょう。

メール配信サービスでは以下のようにブラックリストに登録されないための対策がされています。

メール配信システムが行なっている対策

・複数のIPアドレスからメールが配信される

・エラーメールが返ってきたアドレスを自動で削除する

・配信リストを簡単に管理できる

もし、メールの一斉配信メルマガ配信などを考えている人がいれば、必ずメール配信サービスを利用することをおすすめします。

安いものだと、月額3,000円で3000アドレスに送れるなど、安く安全にメール配信ができます。

メール配信サービスに関してはおすすめのものを以下の記事でまとめていますので、興味の有る方はご覧ください。

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