『ヨシダソース創業者ビジネス7つの法則』
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 吉田潤喜(著)
アメリカでイチローの次に有名な日本人、それが吉田潤喜である。
本書は、「京都のごんたくれ」と呼ばれていた吉田潤喜さんがいかにしてアメリカのソース王と呼ばれるに至ったか、また、その中で培われたビジネスの秘訣・人間関係の秘訣を余すことなく語っている1冊です。
読んでいるだけで吉田さんのエネルギーを感じ、パッションを揺さぶられます。自分も「チャレンジしたい」「吉田さんのように全力で生きたい」そう感じさせてくれます。
その中でも、印象的だったのが吉田さんの「利他的思考」です。吉田さんは周りの人を巻き込む力が非常に強いと感じました。それは吉田さんが常に相手のことを優先して行動しているからではないでしょうか。
本書の表紙にも大きく映し出された吉田さんの大きな笑顔。この笑顔こそが人を惹きつける力を持っているのではないだろうか。
私たちも吉田さん言動一つから見習うことは本当にたくさんあると思います。エネルギー・パッションを持って熱く生きたい。そんなあなたにお勧めの1冊となります。
それでは私の気づきを共有します。
気づき
- I love myself
- 99%は0%と同じ
- 恩返しというエネルギー
I love myself
「自分のことを愛している、大好きだ!」
日本でこんなことを言っている人はなかなかいません。でも、とても大切なことなのです。自分を愛していない人間は、エネルギーを持てるはずがありません。
自分の生き方に満足していると自覚すればするほど、そのエネルギーに周りの人寄ってくるようになった。
反対に自分を嫌いな人ほど、無意識にマイナスエネルギーを発して、人を遠ざけてしまっているのではないでしょうか。
会社や電車にもたまにいますよね。明らかに「自分は不幸です」と言う顔をしている人。それはよくありません。プラスのエネルギーの周りにはプラスの人間が集まり、プラスの出来事がおきます。そして反対も然りです。
あなたはどちらを選びますか?
まずは自分自身を愛し、プラスエネルギーを生み出すことで、どんどんプラスエネルギーを広めていきましょう!
99%は0%と同じ
パッションなくして、人生はない
人を動かすのは理論ではありません。感情です。そう、パッションです。人は人のパッションに共鳴し、動かされます。
その中で我々はできる、できないではなく、何とかするという気持ちを持つことが大切です。100%の情熱さえあれば何でもできるのです。
ただし、99%ではなにもできません。
99%と100%。たかが1%の違いでも、実質的にはゼロと100の違いに等しい。99%の情熱には1%の不純物、つまりは諦めの気持ちが混ざっている。
大事なのは最後の1%です。
恩返しというエネルギー
怒りや悔しさから生まれるエネルギーは時間の経過や様々な経験の間に薄れてしまうことがあります。
しかし、窮地に追い込まれて誰かに助けてもらい「いつか必ずこの恩を返したい」と思ったときのエネルギーは、決して絶えることがない。
恩返しの気持ちはどんどんプラスのエネルギーに変わっていきます。吉田会長も奥様のお父様から受けた恩を何としても返そうという気持ちが自らを奮い立たせたそうです。
また、吉田さんは家族への恩返しの気持ちを大切にしなさいと仰っています。
家族がいるからこそ、仕事の目標が生まれるし、家族の笑顔があるからこそ、社会に対して恩返しをしたいという気持ちが生まれるのだ。
私も仕事に夢中になり、帰るのが遅くなることがほとんどです。心のどこかでは「このままではいけない」と思いつつも改善できていません。
私は仕事のために働いているのではありません。家族のために働いているのです。もちろん社会のために働くという夢もありますが、それは家族の幸せが大前提としてあります。
まとめ
別記事で書きましたが、実は先日、吉田会長のお話を直接聞く機会がありました。
そのとき感じた、吉田会長の圧倒的なエネルギーを忘れることはないでしょう。私は自分は高校生までは非常に熱くパッション溢れる人間だったと自負しています。
それが今では冷え切っていしまい、まるで本当の自分を出すことを怯えているようです。このままではいかん。
もう一度、エネルギーとパッションを持って、周りの人を巻き込みながらつき進めるように頑張っていきます。
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