書評

60分でわかる!AIビジネス最前線 / AIビジネス研究会【書評】

普通に生活しているだけで、AI(人工知能)という言葉を何度も聞くようになりました。あなたは、AIと聞いてどのようなことをイメージしますか?

私達の身近なものでは、iPhoneに搭載されている『Siri』やAmazonでの『あなたへのオススメ商品』の表示などがあります。

また、ニュースでは囲碁や将棋でコンピューターが人間に勝ったという報道や車の自動運転が実装されるなど様々なニュースがとりあげられています。

そんな人工知能についてあなたはどこまで知っているでしょうか。そして、考えられているでしょうか。

この本はAIの基礎知識と具体例について詳しく記載しています。IT関係に携わったことがない私でもスラスラと読み進めることができました。また、文字の説明だけでなく見開き半分が文字、もう半分が絵や図での説明になっていますので、非常にイメージしやすい内容構成となっています。

そのため、ITの知識が乏しい人やAIを1から学びたい人ににオススメの1冊となります。

現代はAIも含め第四次産業革命とも言われています。AIは私達の生活の中心になることは必須です。今からAIを学び、これからの時代に活躍できる人になりましょう。

気づき

  • AIの脅威
  • 私達は変化する必要が有る
  • 人間本来の生き方

AIの脅威

私がこの本を読んで強く感じたことは『人間がAIに支配されてしまうのではないか』ということです。私達人間は楽を選んでしまいがちです。

何もかもコンピューター任せに生きていると、気づいた時には、『コンピューターを使っているつもりが、コンピューターに使われていた』なんてこともあり得ると思います。

現在はまだ、弱いAI(ビッグデータを元にしたプログラム)が主流ですが、強いAI(コンピューター自身が学習するディープラーニングなど)が主流になり、コンピューターが自らの思考や意思を持てば、人間はコンピューターに支配されてしまうかもしれません。

そうならないためには、私達一人一人が『他人事』と捉えるのではなく、「自分事』で考え、学習をし、コンピューター(AI)を理解した上で生活する必要があると思います。

私達は変化する必要が有る

AIの発達によって私達の生活は大きく変化します。『日本の労働人口の約49%がAIによって取って代わられる』と言われています。今後AIの影響でなくなると考えられているのは、オペレーター、タクシー運転手、ホテル接客係、公務員事務職、販売店員、工事作業員、、、などです。全てAIでの代替が可能となります。

そのときに私達は必要なことは何でしょうか。それは、『私達自身が変化すること』だと思います。自らの意思や考えを持ち、行動できるのは人間ならではの能力であり、私達人類は考えることができたからこそ、ここまで発展できたのだと思います。

コンピュータの進出により、考えることが少なくなった今だからこそ人間本来の考える力が必要なのだと思います。

あなたも1度考えてみてください。この先の未来がどうなるか。その時の自分は何をしているか。どうなりたいのか。そして自分はどう変化をすべきなのかを。

人間本来の生き方

人類20万年から考えると、コンピューターの発達はほんの最近のことになります。人間本来の生き方を考えてみてください。

狩猟民族で常に獲物を探して歩き回り、多い日では1日で100キロ歩いていたなんてことも言われています。電気なんてありませんので、日の出とともに起き、日の入りとともに眠る。そんな生活をしていました。

それが、現代では生活が便利になりすぎたせいか、運動を全くしなかったり、夜遅くまで起きて睡眠不足であったり、本来あるべき姿とは全く別の行動を取ってしまっています。

その結果、病気を引き起こしてしまっています。コンピューターの発達は私達の暮らしを便利にすると共に、私達の命を奪うものにもなっています。

私達は再度、人間本来の在り方や生活を取り戻す必要があると思います。

まとめ

もちろん現代に生きた私達は現代に沿った生き方が必要です。全くコンピューターを使わない、電気を使わないなどと言った生活は不可能です。

私はコンピューターは便利だけれども、人間として『考えること』は辞めてはいけないと思います。人間本来の生き方やコンピューターとの共存をする上で、どう行動すべきか何をするべきか。それを考えることが人間一人一人の使命で有り、生きている価値なのだと思います。

私達人間は考え、変化し続ける必要があります。あなたもこれから押し寄せる時代の変化を理解し、自分が何をするべきか考えてみてください。