本記事はそんな人に向けて書いています。
リッチテキスト形式とは何か
リッチテキストとHTMLメールの違い
リッチテキストの使い方
この記事を書いている私は、メルマガ配信の業務に携わったことがあり、自分自身でもWEBマーケティング担当者としてメールの配信を行っていました。
FacebookやInstagramなどのSNS、LINE@などのコミュニケーションツールの普及により、メール配信やメルマガは古いと考えている人もいます。
しかし、メール配信市場は世界中で拡大中です。
その中でも最近注目されているのが、リッチテキストやHTMLメールです。
初めはテキストメールを使って、文字主体のメールを送っていました。しかし、世間ではHTMLメールが流行りだしテキストメールは時代遅れとなってきてしまいました。
「HTMLメールを使ってみたいけど、難しそう」
そんな悩みを持っているときに、解決してくれたのがリッチテキスト形式でのメール配信でした。
今回は私の経験を踏まえて、リッチテキスト形式・HTML形式でのメルマガ配信について詳しく解説していきます。
この記事の目次
リッチテキスト形式とは?テキスト・HTMLとの違い
そもそもリッチテキストと聞いてピント来ない方も多いかと思います。
そのため、まずはテキスト形式・リッチテキスト形式・HTML形式の紹介をしてイメージを膨らましていただきます。
テキスト形式
通常のメールで使用される形式です。文字どおり、メールの内容はテキストのみで構成されています。
使用される状況は主に以下のシーンです。
・ビジネス上の1対1のメール
・業務連絡
・お詫びメール
◆テキストメール例
皆さまもなじみがあると思うのでこれ以上の説明は不要かと思います。
リッチテキスト形式
リッチテキスト形式とはテキストを見やすく・読みやすくしてメール配信を行う形式です。代表的なものとして以下の3つに装飾を施されることが多いです。
・文字の色
・文字の大きさ
・文字の太さ
使用される状況は主に以下のシーンです
・メルマガ配信
・メールの引用返信
・文字を協調したいとき
実はGmailでもリッチテキスト形式でのメール配信は可能です。引用文の色が変わっていたり重要なポイントが赤で色付けされているメールを見たことがありませんか?
実は知らないうちにリッチテキストメールを受け取ったり、送信している人はたくさんいます。
リッチテキストメール例
HTML形式
HTMLとはプログラミング言語の一種で、主にWebサイトの制作などに用いられます。このブログもHTMLで構成されています。
また、普段私たちがブラウザで観ているWebページのほとんどがHTMLで作られています。
これをメール配信に置き換えると、HTML形式とはテキストを見やすく・読みやすくしたり、メール内に画像の挿入を行うなどしてメール配信を行う形式ということになります。
つまり、
リッチテキスト+画像
という認識で問題ありません。
上記からわかるように、実はリッチテキストメールもHTMLで構成されているので、リッチテキストメール≒HTMLメールということが言えます。
HTMLメールの詳しい説明はこちらの記事をお読みください。
テキストメールとリッチテキスト・HTMLメールの違い
上記でそれぞれの形式を説明しました。そのうえで、テキストメールとリッチテキスト・HTMLメールの違いについて深堀していこうと思います。
改めてまとめると、以下のとおりです。
テキスト : テキストのみ
リッチテキスト : テキストメイン
HTMLメール : 画像メイン
上述したようにリッチテキストとHTMLは仕組み的には同じです。
テキストとリッチテキスト・HTMLはどのように使い分けるのか?
それは、使用用途(目的)で使い分けましょう。
例えば、セミナーやイベントの案内メールやメルマガを受け取ったとき、あなたは画像付きのメールか画像ナシのメールだとどちらに興味を持ちますか?
私は絶対に画像付きのメールが良いです。
画像からセミナーやイベントの雰囲気が伝わってきますし、より興味を持つと思います。テキストだけのメールならきっとどんなに優良イベントでも参加しないですね(笑)
HTMLメールは以下のようなシーンで効果を発揮します。
・売上UP
・集客
・特定のWEBサイトへの誘導
リッチテキストの使い方
私は普段、ブラストメールというメール配信サービスを利用しています。
このサービスの中で簡単にリッチテキスト(HTML)形式を作成できるので、実際の画面を見ながら解説します。
メール配信サービスにはHTMLメールのテンプレートが用意されています。下記画像のように様々なパターンがありますので、自分の作成したいスタイルに合わせて選びます。
文字を装飾する
リッチテキストのメインは文字の装飾になります。例えば、文字の色を変更する場合は下記のような作業を行います。
①、色を変えたい文字列を選択
②、プルダウンより変えたい色を選択
すると、文字の色が変わります。あとは保存してメール配信を行えば、リッチテキストでのメール配信が可能となります。
画像を挿入する
メールをよりリッチにしたい場合は、テキストの装飾だけでなく、画像の挿入も有効です。人はメールを読むか読まないかを1秒以内に判断すると言われています。
読者を惹きつけ、メールを読んでもらうために画像は非常な重要なポイントとなるのです。画像を挿入するには下記のような作業を行います。
①、選択したテンプレートより画像の『編集』ボタンを押す
②、登録を選択し
③、使用したい画像を『ファイル選択』よりアップロード
④、一覧より
⑤、登録した画像を選択し
⑥、登録
すると、選択した画像が表示されます。あとは保存してメール配信を行えば、画像を挿入したメールを配信することが可能です。
私が利用しているブラストメールの詳細はこちら
リッチテキストやHTMLメールは時代遅れなのか?
SNSの普及によりメール配信に変わるコミュニケーション方法が増えてきました。
その中の一つが、LINE@です。
LINE@の特徴やメリットは以下の通りです。
・顧客とに距離が近い
・読まれる確率が高い
・リアルタイムで発信できる
これだけ見れば、リッチテキストよりもHTMLメールよりもLINE@が良さそうに感じます。
しかし実際には以下のデメリットも存在します。
・すぐに友達解除ができる
・距離が近すぎて特別感がない
・長文は読まれない
・プラットフォームへの依存度が高い
・費用が高い
これらのデメリットを考えるとメールの価値は高く、まだまだリッチテキストやHTMLは時代遅れとは言えないでしょう。
むしろ、アメリカではメルマガやメール配信の価値は再認識されています。
米国において、メルマガの価値が再認識されつつある。
SNSで情報を入手する手段が確立されたが、いつまでも見続けてしまう中毒性を持ち、 FacebookやTwitterでは効率的に必要な情報が集まらないと感じる人は少なくないはずだ。
友人のプライベートな情報発信と、 メディアが発信するニュースが混在してしまっているためだ。
一方、隙間時間に効率よく情報収集をおこなう人にとって、メルマガは有効な手段だ。
メール受信ボックスを見続けることはないだろうし、 題名で一瞬にしてどのような主旨の内容かを判断できる。なにより古くから使われてきたコミュニケーションチャネルであることから使い勝手がよい。
大学生から社会人まで、ほとんどの人が利用する「メール」という媒体に 読者もメディアも注目し始めている。
『メルマガ回帰の始まり?注目の欧米メルマガサービス9選 ── キーワードは「質の高いコミュニティ」 より引用
また、LINE@とメルマガの違いに関しては以下の記事で詳しくまとめられています。
メルマガか?LINE@か?マーケティング上手な企業ほど両方続けている理由
リッチテキストについてまとめ
リッチテキストやHTMLメールについてご理解いただけたかと思います。
また、記事を読みながら、「メルマガなんてもう古いよ」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、メールはROI(投資利益率)が73%と最も高いマーケティング施策としても認識されています。
ちなみに2位はSEOで72%、3位はPPC広告で60%です。(Email Marketing Industry Census マーケッターへのアンケート調査 (2017)より)
このようにメール配信による、効果は高いので有効活用しない手はありません。もし、メール・メルマガ配信で「売上を上げたい」「集客したい」「一斉配信したい」などの希望がある場合は、メール配信サービスの利用をおすすめします。
メール配信サービスを使えば、誰でも簡単にリッチテキスト・HTML形式のメールが送れます(もちろん、テキスト形式のメールも送れます)
おすすめのメール配信サービスは下記記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
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