書評

【書評:No.170】人を操る禁断の文章術/DaiGo

『人を操る禁断の文章術

かんき出版 /DaiGo


相手を思うままに行動させたい
・文章のスキルを身につけたい
・ブログを書いても全然読まれない

あなたも、文章に対してこのような想いがあるのではないでしょうか。

 

突然ですが、

『本から何を学びたいですか?』

あなたはこのような質問をされたとき、何を思い浮かべますか?

・自己成長
・文章術
・時間術
・ブログの書き方
・著者の生き方

など。人それぞれ違うことを思い浮かべるでしょう。それが文章の力なのです。

人は文章を読み、言葉に反応して、想像します。そしてその想像によってときには行動が変わることがあります。

例えば、上記の『あなたは本から何を学びたいですか?』と質問されたとき、

文章術を学びたい。それは文章を学び、ブログを執筆して、、1年後には本を出版して、、、今の仕事を辞めて、、、自分のやりたいことだけをして生きたい。

なんてことまでイメージしたら、もう本屋に直行ですよね。

このように文章には相手にイメージさせ、行動を変える力があります。言い換えると、文章はただ書くだけではなく、読んだ相手の心を動かし、想像力を使ってもらうために書くことができます。

他にも文章の魅力はあります。文章は1度書いてしまえば、半永久的に働いてくれます。

例えば、このブログ記事。1度公開してしまえば、このサイトが終わらない限り、ずっとずっと残ります。今日この記事を読む人もいれば明日読む人もいます、1年後読む人もいるかもしれません。このように文章は書いてしまえば資産となります

また、文章はいつでも修正可能です。それは会話では不可能です。私はよく、「あのとき何でこんなことを言ったのだろう」と後悔することがあります。1度言ったことは修正不可能で、一生残ります。しかし、文章であればいつでも改善することができます。

上記のように、文章にはたくさんのメリットがあります。まとめると下記の通りです。

・相手のイメージを操作できる
・1度書けばずっと影響力がある
・いつでも修正可能

さぁこれで文章の持つ力を理解できましたね。あとは、実際のスキルを本書から学ぶだけです。

あなたは文章術を学び、何を実現したいですか?

本書で、相手を思うままに行動させるスキルを学び、なりたい自分に向かって1歩進みましょう。

本ブログでは本書に記載されている具体的なスキルのうち私が気になった3点だけを特別にお届けします。

文章は自分で考えるな!書くべきことは相手の心の中にある

文章には必ず読み手がいます。そのため、常に読み手を意識して書くことが重要となります。「どんな人が読むのか。読んだ人にどんな行動をして欲しいのか」を常に意識しましょう。

文章は書けばOKというものではありません。悲しいことに、多くの人は『さらりと目を通す』程度です。(実際、皆さんもこの記事も流し読みしていませんか?)

そのため、文章で人の行動を変えることは容易ではありません。人の心を動かすためには『読み手の心を読む』ことが重要となります。

ラブレターなんかがまさにそうです。意中の人を思い浮かべてその人が好きなことや喜ぶことを必死に考えますよね。ブログやSNSも同じです。万人に伝えようとするのではなく、特定の1人に対してのメッセージを伝えるイメージで書きましょう。

そうすることで、相手に刺さる言葉を届けることができ、相手の行動を変えることができます。

文章は書くときは必ず想定読者をイメージしてから書くようにしましょう!

書き出しはポジティブに

ここで言う書き出しとは、つかみのことです。例えばセミナーに参加した際、登壇した講師がいきなり「あぁー今日もだるいけどやっていきますかー。」なんて言ったらどうでしょう。それはそれは最悪なセミナーになりそうですよね。

反対に講師が登壇して「おはようございまーす!今日も学びたい意欲むんむんの皆様が集まっていますね。私も皆様の熱気に負けないよう熱いセミナーにしたいと思いますのでよろしくお願いします!!」なんて言ったらなんだか期待できそうですよね。

そしてそれは文書も同じです。書き出しをポジティブに明るい調子で書き始めると、それだけで相手の心をつかむことができます。そして、その先を読みたいと思わせることができます。

この手法はブログでも使えますし、ビジネスシーンでも取引先へのメールなどでも使えます。

先ほどのように冒頭にポジティンブなワードを使い、自分の体験を交えて書くと、相手の心に刺さる文章を書くことができます。

キーとなるのは下記のような言葉です。

・初めてです
・変わりました
・もっとお話しがしたかったです
・うれしい
・驚きでした
・涙が出そうでした

これらのようなポジティブな感情を表す言葉を使って具体的に書くだけで、相手が受ける印象は大きく変わります。

なんども繰り返す

文字通り、同じ「意味」「感情」を、文章の中で繰り返すというテクニックです。そうすることで、文章の説得力が上がります。

社会心理学者ウィルソン氏の実験によると、10回の繰り返しによって82%も説得力が向上するそうです。

ほんとかよ!って突っ込みそうになりましたが、やはりこれには注意点もありました。それは同じ言葉を3回以上使ってはいけないということです。同じ言葉を3回以上使ってしまうと人は飽きてしまいます。

以上のことを踏まえると、『表現を変えて同じことを10回言う』というのが説得力を高める最も効果的な方法だと言えます。

私は普段Twitterでも情報発信をしていますが、確かに以前のツイートと同じようなツイートは比較的イイネの数が多い気がします。普通は『これ、前にも同じこと言ったから辞めとこう』と思いがちですが、誰もそんな細かいところまで覚えていません。表現を変えながらどんどん繰り返しましょう!

まとめ

文章は読まれるために書くのではなく、行動させるために書くものです。また、相手に想像気づきを与えることが重要です。

私は書評を中心にブログを書いていますが、今までは『自分中心』の文章が多かったです。本書を読み、もっと読み手のことを考えた文章を書くべきだと感じました。

できれば本書にもっと早く出会いたかった!

・これからブログやTwitterで発信したいと考えている人
・今すでに発信をしているけどアクセスがなかなか集まらない人

上記に該当する人は必見です。

もちろん、本ブログに記載したテクニック以外にもたくさんのことが書かれています。あなたも本書を読み、『相手に読まれる文章』『相手の心を動かす言葉』、そして、『相手の行動をも操ってしまう文章の力』を手に入れましょう。

それができれば、あなたも立派なメンタリストです!

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