書評

【書評No.176】新世界/西野亮廣

『新世界

KADOKAWA /西野亮廣


本書の紹介

『キングコングの西野のようになりたい』最近、こんな言葉をよく聞きます。少し前まで、西野さんは好感度が低く、炎上する人というイメージがありました。

しかし、今は違います。誰もが憧れるようなスーパースター。TwitterなどのSNSを見ると『西野さんの講演に行きたい』『西野さんのイベントに行ってきた」などの報告が多数上がっています。

それではなぜ急に世間が一挙に掌を返し、スーパースターになることができたのでしょうか?

それは西野さんが常に正しいことを行い、正しいことを言ってきたからでしょう。その結果、世間からの信用が溜まっています。TVタレントは普通であればスポンサーの顔色を伺い、スポンサーの利益になるための発言や行動をします。

しかし、世間はもみんな知っています。『ヤラセだ』『嘘だ』

そうやって、タレントたちは自ら信用を失っています。ましてや、インターネットが普及し、誰でも様々な方法で簡単に正しい情報取得を取得できるような時代です。

そして、それは私たち個人にも同じことが言えます。ブランド人になれという本が流行ったように、個人がブランドを持って戦える時代です。誰もがキングコング西野になれる時代です。

さぁ、新世界に一歩踏み出しましょう!

本書のもくじ

第1章、貯信時代
第2章、オンラインサロン
第3章、新世界

本書は非常にシンプルです。西野さんが

どのようにして信用を貯めてきたのか
そして
その信用をどうお金に変えていくのか

彼が具体的に行ってきた行動と戦略、そして未来の生き方が記載されています。

・自分のやりたいことをやって生きたい
・ブランド人になり自分の力で稼ぎたい
・オンラインサロンに興味がある
・西野さんに興味がある
・とにかく元気が欲しい

そんな人におすすめの本となります。今回は特別に本書の中から私が気になったポイントを一つだけお伝えします。

お金を稼ぐか、信用を稼ぐか?

人間の経済活動の始まりは「物々交換」だそうです。そこから、どんどん文化が発展していき、貨幣(お金)が生まれました。その後、クレジットカードなどの「信用」がお金の対価として取り扱われるようになりました。

そして、ここ数年、信用経済がさらに進んでいるように感じます。その象徴と言えるのが、クラウドファンディングです。お金がなくても信用さえあればお金を作ることができます。例えば、2016年にはSMAPのファンがクラウドファンディングで資金を募り、新聞の一面を買い取り、SMAPへのメッセージを送っています。この時に集まったお金はなんと、3992万5936円。「信用」の力は絶大ですね。

この流れは、もちろん個人でも適用されます。最近、インフルエンサーという言葉をよく耳にします。インフルエンサーは芸能人でもなければ、元々有名だった人でないことが多いです。Twitterなどのインターネットで有益な情報を発信していた個人がどんどんと信用を稼いだ結果です。そして、その信用はいつでもお金に換金可能です。

あなたはお金を稼ぎますか?信用を稼ぎますか?

まとめ

これからの時代を自分らしく強く生きるためには何が必要で、どうすればいいのか、ということについて書かれている本です。特に、お金については詳しく記述されています。

現代では、インターネットの発達により個人で信用を稼ぐことが容易になりました。例えば、Twitterのフォロー数、イイね・リツイートの数は信用の数と言い換えることができるでしょう。

そのため、個人が輝ける時代になりましたが、それゆえに、、、何も行動しなかった場合は、他の人からどんどん置いていかれます。

さぁ、あなたはどうしますか?

信用を稼いでこれからの時代を生きたい人は本書を読んでみてください。