書評

【書評:No.168】文章は型が9割/高橋フミアキ

『文章は型が9割

フォレスト出版 /高橋フミアキ


・文章を書くのが苦手だ
・私には文才がない
・ブログが続かない

そんな悩みをよく聞きます。私は書評ブログを書いているので、よく『文章がうまいね』『文才があっていいね』などと言ってもらえるのですが、正直、自分に文才があると思ったことはありません。

ブログを書くまで、文章を書いたことすらほとんどなかったので、文章についても全くの素人でした。

そんな私がブログを400記事以上書き続けることができているには秘密があります。それは『テンプレート』、、、つまり型です。

実際、人は文章の細かい中身まで見ていません。構成や流れが良ければ読み手に響く文章を書くことができます。あなたも今、このブログを流し読みしていますよね?

文章の型を身につければ、以下のことが実現できます。

・文章で読者をハッとさせられる
・財産としての文章が書ける
・感動させる文章が書ける

今の時代、個人の『アウトプット』の重要度が高くなっています。そして多くの人がブログを始めるものの文章を書くことを苦痛に感じ、続けることができず、1ヵ月足らずで挫折していきます。

今回はそんな文章が苦手なあなたに、おすすめの本を紹介します。本書を読めば、下記のことが実現できます。

・文章の型が身につく
・文章を書くのが楽しくなる
・どんどん発信したくなる

そして本書では44のテンプレートが用意されています。

第1章、一瞬で心をつかむ1行の型
第2章、相手をメロメロにする疑問文の型
第3章、説得力がアップする文章の基本の型
第4章、読み始めたら止まらない文章の課型
第5章、長い文章でもすらすら書ける型
第6章、頭がいい人の論理的な文章の型
第7章、感情を揺さぶる感動ストーリーの型
第8章、思わずクスッとなる「笑い」の型

このテンプレートは普段ブログやSNSで情報発信をしている人は目からウロコがポロポロっと落ちるでしょう。また、本書には型だけでなく具体的な例文も記載されているため、実際に自分が文章を書くときのイメージがはっきりとします。そのため読んだ後すぐに行動に移すことができます。

まさに知識のための本ではなく、実践のための本と言えるでしょう。本は読むだけでは意味がなく、行動が変わって初めて価値があります。本書は行動しやすい本なので、価値が高い本と言えるでしょう。

・これから文章を書いてみたい
・ブログやSNSの文章をもっと上達させたい

そんな人にうってつけの本です。今回は44のテンプレートの中で私が使いたいと思った3つをお届けします。

見出しやキャッチコピーに使える痛みと快楽に訴える文の型

痛み→快楽(痛みの軽減・減少)+方法

例文

平均残業時間60時間超のサラリーマンが2年でブログを400記事書く方法

簡単ですね!見出しやキャッチコピーはこれからもたくさん使うと思うので、いっぱい使って習得します!

読者が溜飲を下げる成功物語の文章の型

マイナスからのスタート+失敗の連続+出会いと学び+小さな成功+大きな成功

例文

『自分の人生を変えたい!もっと主体的に生きたい。』そう思って読書を始めたが、、、自分の中で変化を感じることができなかった。

そんな状況を打破しようと、読書量を増やしたが本を1冊読み終えたころには読んだ本の内容を忘れており全く効果なし。

しかし、そんなときに出会ったのが樺沢紫苑先生の『読んだら忘れない読書術』である。アウトプットの重要性を学んだ。いくらインプットしても意味がない、アウトプットすることで記憶に定着する、大事なのはアウトプットの量だったのだ。もっと学びを深めたいと思った私は樺沢紫苑先生に会いに行き、直接お話をすることができた。そこで出会ったのがブログである!

さっそく本の内容を記憶するために書評ブログを始めた。最初はブログの読者は1日30人にも満たなかったが今では1日300人程度がブログを読んでくれている。

そんな私もブログを始めて2年以上が経った。昨年はなんとセミナー講師も経験した。アウトプットを始めたことで私の人生はどんどん変わっている!人生を変えたい人はアウトプットを始めよう。

ストーリーで書けるので簡単です。当てはめるだけ!これはブログで使えそうです。少し長めの文章になるので、SNSには向いてないかもしれないですね。

読者が共感してくれるハッピーエンドの文章の型

気になる出来事(人物)+周囲の反応+AかBか+周囲の反応+結末

例文

昨年の10月、1ヵ月でブログを100記事書くというチャレンジをした。

当時、残業80時間程度だった私のチャレンジを多くの人は「不可能」だと言った。

これを実現するためには様々なことを犠牲にしないといけない。体調、睡眠、家族など。やって後悔するか、やらずに後悔するか。とにかく私はチャレンジすることにした。

最初はなかなか思うように記事が書けず、チャレンジ達成は難しいと思われた。

しかし、私は『自分のルーティンを記事にする』という戦略でありとあらゆることを記事にすることにした。その結果、1日3記事~4記事書くことができ、なんとか実現することができた。やり始めると、様々な工夫をするようになり、体調、睡眠、家族なども犠牲にせずに済んだ。

何事もリスクを恐れるよりもチャレンジしながら解決していけばいいのだと感じた。自分の限界を超えようとするときに成長できるのだ。私はこれからもたくさんのチャレンジをし、たくさん成長していく。

これもストーリーで書けるので簡単です。当てはめるだけ!これもブログで使えそうです。少し長めの文章になるので、SNSには向いてないかもしれないですね。

まとめ

上記のようにテンプレートを使えば、当てはめるだけでストーリーになるので簡単に上手な文章を書くことができます。

守破離という言葉があります。

修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。
師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、
師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、
自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。
さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、
自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、
言わば型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれるのである。

wikipediaより引用

つまり、文章に個性をもたせたり、オリジナリティ溢れる文章を書くためにはまず型を身につけることが重要となります。

型を身につけ次のステップに進むものだけが、破って、離れていくことができます。あなたも文章力を高めたいのであれば、まずは本書を読み型を身につけましょう。

もちろん、本を読むだけでは何も身につかないので、ブログやSNSで発信をしてください。私も頑張るので一緒に頑張りましょう!

このブログを読んだあなたが素敵な文章を書けるようになることを祈っています。