脳を鍛えるには運動しかない《ストレス編》
NHK出版
ジョンJ.レイティwithエリック・ヘイガーマン(著)
野中香方子(訳)
あなたはストレスを感じたとき、どのように発散していますか?
ストレスを悪いものだと決めつけていませんか?
という話をしました。
ちなみに、私はこの本を読んでから2日連続でランニングをしています。
走れば脳を鍛えることができるとわかっていてやらない手はありません。
脳は適応性があるため、使えば使うほど、より強く、よりしなやかになります。
実はそれだけでなく、脳にはストレスにも適応する力があるのです。
それでは運動のストレスへの効果を説明します。
ストレス免疫をつける
ストレスは体の均衡を脅かします。
体はそれを克服するか、適応する必要があります。
ストレスという感覚は脳細胞が受けているストレスが、
感情に反響したものです。
それではストレスにどう対処していけばいいのでしょうか?
答えは、ストレスに免疫をつければいいのです。
ストレスにどう対処するかによって、気持ちが変わるだけでなく、
脳がどう変化するかも違ってきます。
ひたすら受け身であったり、逃げ道がなかったりすると、
ストレスは有害なものとなってしましいます。
しかし、ストレスが全面的に悪いものではありません。
ニューロンは筋肉と同じように壊れては丈夫になります。
つまり、脳はストレスによって鍛えられ、回復能力を増していきます。
運動もニューロンへストレスを与えるものであるので、
運動をすることが、脳を含め心身の適応能力を上げると言えます。
これをストレス免疫と呼びます。
つまり、ストレスは私たちにとって必要なものなのです。
私たちはストレスに適応することで成長ができるのです。
最近では、オフィスにジムを設けたり、
昼休みにスポーツクラブに行くことを推奨する企業も増えています。
これは運動がストレスを減らし、生産性が上がることが証明されているからです。
仕事効率を高めたい人は運動をとりいれましょう。
まとめ
日本の企業はまだまだ時間で勝負する企業が多いです。
長く働くことが美徳だと考えられています。
そんな時代は終わりにしましょう。
脳の仕組みを理解して、効率よく仕事をする方法を考えましょう!
私は一度、転職しています。
最近では転職前に比べストレスに弱くなったと感じています。
前職のときと今、何が違うか考えたとき、それは運動でした。
以前は2週間に1回程度はサッカーをしていました。
しかし、今は全く運動をしていません。
運動は不安を取り除いたり、自信を持たせる効果もあります。
これがないことにより、現在はストレスを感じやすいのだと思います。
また、最近では読書のスピードが猛烈に早くなっています。
これは、ニューロンが何度もストレスと戦った結果です。
つまり、ストレスをいかせば学習能力は格段にあがります。
ストレスを悪いものだと決めつけず、ストレスと上手く付き合う生き方を見つけましょう!
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