「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣
明日日出版社/ 石川和男(著)
突然ですが、
あなたの残業時間は何時間ですか?
あなたはもっと自分の時間が欲しいと思いませんか?
私はもっと残業時間を減らして自分の好きなことをやりたいです。自己投資に使ったり、家族との時間を過ごしたり、娯楽を楽しんだり。最近、読書もあまりできていませんし、書評もほとんど書けていません。
「このままでは絶対にだめだ!どうにかして残業時間を減らしたい!」そんな時に出会ったのがこの本です。
この本では個人の仕事ではなく「チームの仕事」にフォーカスして、いかに残業時間を減らすかが記載されています。そしてその数、なんと50項目。
あなたのチームでも当てはまる項目が1つ以上は必ずあると言っても過言ではないでしょう。ちなみに私は自分のチームに当てはまる項目を数えたら30項目もありました。
そんな私の現在の残業時間は…正確には言えませんが世間一般よりかなり多い方だと思います。この本はそんな「私を救ってくれる」そんな予感がしています!
目次の50項目を読んだだけでも、ドキドキが止まりませんでした。本日はその中でも私が今後実践したいと思った箇所をピックアップして少しだけ紹介させていただきます。
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気付き
- 分単位で仕事をする
- 残業しないと決める
- 部下の自主性に任せる
分単位で仕事をする
今の自分は大抵1時間単位で仕事の時間を設定しています。小さくても30分単位です。例えば会議やミーティングの時間も1時間か30分単位です。これを分単位に変えることができれば、仕事効率はかなり良くなると思います。例えば1日15分ずつ削ることができれば、1週間(5日間)で1時間15分。それが1ヶ月(4週間)で5時間。
5時間あれば他に多くの仕事ができますよね。我々がふだん何気なく設定している「1時間・30分」という時間は想像以上に価値があります。
今後は自分の時間管理も含めて、チームの時間管理を15分単位で行います。そうすることで1人あたり1ヶ月で5時間×チームの人数分、残業時間を減らすことができます!
残業しないと決める
現在の自分は残業が当たり前の状況です。そのため仕事の配分も残業時間を加味したものとなってしまっています。それでは残業がなくならないのは当たり前です。
人は1時間で終わるはずの仕事でも、期限を3時間に設定すると、実際に3時間かかってしまう、、、なんて法則もあります。今の私はまさにこの状態にも陥っているのだと思います。
まずは定時(急には無理なら今より早い時間)を帰る時間を設定して、それを達成するためにはどうしたらいいか?を考えることが大切です。期限が決まっていると人は普段よりも集中力を発揮することができます。
今後、私のチームでは毎朝の朝礼と終礼で帰宅の時間を宣言するようにします!
部下の自主性に任せる
現在、私はありがたいことにチームを持たせていただいています。そして部下は新人ばかりです。そのため仕事を依頼する時にどうしても自分のやり方で教えたり、丁寧すぎるほどに教えてしまうことがあります。
それでは、いつまで経ってもチームは機能しないですね。よく、仕事の指示をした後に出てきたアウトプットが「自分の想像以上のものだった」ということがあります。部下も部下で考えて行動しているし、もっと信用して任せてもいいのかなと思います。
今後は極力、部下の自主性に任せ、最短で育ってくれることがチームの生産性アップにも繋がると思います!
もちろん「見て見ぬ振り」はしませんが、最初は時間がかかっても極力、自分で考えてもらうようにします。
まとめ
項目ごとに分かれているので非常に読みやすい本でした。そのため、自分の該当する箇所や読みたい箇所だけ読めるので読書が苦手な人や、普段あまり本を読まない人にもおすすめです。
そして私はこの本は定期的に読み返したいと思いました。それは内容が濃すぎて1回では実践しきれないからです。そしてそれは他の多くのビジネスパーソンに当てはまると思います。
残業の問題を抱えている会社・社員は日本にかなり多くいると思います。私も含めたそんな人たちが少しでも残業を減らすことができ、自分の時間を作れたら幸せですね。
そのためには、私たちは残業を当たり前と考えるのではなく、「残業がなければ何をしたいか?」「残業がなければどこに行きたいか?」「残業がなければ誰と過ごしたいか?」そんなことを常に考え、残業を減らすための努力をしましょう!
また、上記で紹介した3つ以外でもキーワードがあったので紹介します。
#仕事を細分化する
#振り返りを行う
#前倒しで行う
#「すぐやる」と言わない
#張り切る
#適当になる
#仕事をゲームに変える
特に「仕事をゲームに変える」というの大事だと思いました。なぜなら、ゲームに変えることで楽しむことができるからです。
私は人生に置いて「楽しむ」ことが最も重要だと考えています。それは仕事でもプライベートでも同じです。楽しむことさえできれば何をやっていても幸せなのです。
まずは「仕事を楽しめる」そんな自分を目指して頑張ります!
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