書評

【書評】睡眠の常識はウソだらけ/堀大輔

・睡眠不足は万病の元

・7時間以下の睡眠は寿命を縮める

・睡眠によって疲れをリセットする

そんな情報を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

本書では上記のような「睡眠の常識」を否定し、少し前に流行った『ショートスリーパー』の正しさが記載されています。

そのため、ショートスリーパーを目指している方、ショートスリーパーの正しさを証明したい方にはおすすめできる本です。

反対に、ショートスリーパー否定派の人が読んでも面白いことは一つも書いていないので読まなくて良いと思います。(いろんな角度から睡眠への意見を知りたい人にはおすすめ)

私は睡眠について興味があり、様々な本を読んでいますが、ショートスリーパーの本は初めて読みました。(本来はショートスリーパー反対派ですが、インプットの際はニュートラルです!)

そして、面白い気づきがありましたので、共有します!

そもそも時間で解決するのがナンセンス

本書を読んで、睡眠の「時間」が重要ではなく、「質」がより重要だと感じました。日本人はどうしても「時間」で考えがちです。もちろん時間も大切だと思いますが、、、その概念をぶっ壊すためだけにショートスリーパーが存在すると言っても過言ではないと思います。

とはいえ、私自身も睡眠時間が短いと調子が悪いし、8時間程度眠ったときは調子が良かったりします。

そのため一概に睡眠を「時間」で考えるのは間違っているとは言えませんが、短い睡眠でもうまくやっている人がいるのは事実です。

私の結論を申しますと、「人それぞれ」です。人によって最適な睡眠時間や睡眠方法は変わってきます。(だって人間だもの)そのため、色々なことを試し自分に合った睡眠サイクルを見つけるのが良いでしょう。

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普段の生活が大事

睡眠は生活の中で重要な要素の一つです。しかし、それが全てではありません。つまり、自分の体調やパフォーマンスを考える際、そもそも睡眠だけを切り取って考えるのがおかしいと考えています。

運動や日中の過ごし方、スマホを触る時間や入浴方法、様々な要素が絡み合い、「自分」が作られていきます。

睡眠を見直す際は、「睡眠」だけにフォーカスするのではなく、普段の自分の生活を全て見直す必要があると思います。

睡眠メモをとる

上記でも申したように、結局は人それぞれで、自分にとって何が良いかは自分で試して見ないとわかりません。睡眠時間も睡眠の質の上げ方も人それぞれです。そのため、自分にとって最適な方法を知るために、睡眠メモをとるのが良いと思います。

どれだけ寝たか

その日のトピックス(運動をしたかなど)

寝る前にやっていた行動

などを記録していき、共通点を探しPDCAを回しましょう。例えば、寝る前にスマホでゲームをしていた次の日は調子が悪い、お酒を飲み過ぎた次の日は調子が悪い、反対に寝る3時間前にお酒を1杯飲んだ次の日は調子が良い、、、など色んなことが見えてくると思います。

本気で自分の睡眠や生活を変えたければ、知識をつけるだけでなく、仮説を元に検証し、実行することが大切となります。

まとめ

本書はただ単にショートスリーパーを推奨しているのではなく、『夜の眠りが浅くて心配している人』や『なかなか眠れずに不安を抱いている人』などを勇気づける本でもあると感じました。

睡眠に関する本や情報はどれも『7時間以上寝ないと寿命が短くなる』『日本人の9割が睡眠不足と言っている』など、偏った情報が多いのは確かです。

一つのことを極める際は様々な角度からの情報を取得し、その中で自分の思考を深め、自分の意見を持つことが重要です。

そのため、あえて今までの自分なら読まない本を読んでみるのも良いかと思います。