書評

【書評】親切は脳に効く / デイビッド・ハミルトン

『親切は脳に効く』/サンマーク出版 

デイビッド・ハミルトン(著)/堀内久美子(訳)


あなたは幸せになりたいですか?

幸せになりたいのであれば、親切をしてください。

 

『親切は人を幸せにする!』

本書を要約するとこの一言に尽きます。あまりにも簡単な言葉ではありますが、とても深く難しいテーマだと思います。

 

それは世の中には親切を妬んだり、馬鹿にしたりする人もいるからです。特に日本では親切をすると『偽善者』だとか『あいつは評価を上げるためにやっている』なんて言葉も聞こえてきそうです。

 

また、そういった環境が日本全体の親切を減少させている気がします。例えば、電車でお年寄りの方が乗車してきたときに、スッと席を譲れる人は少ないように感じます。

 

多くの人が席を譲りたいけど、その行為自体を恥ずかしいものだと考えてしまっているのではないでしょうか。また、携帯電話をずっと触っていたりして、明らかに席を譲る意思がない人も多いです。

 

それは、その人自体が悪いのではなく、そうさせてしまう環境のせいだと思います。

 

私も親切をすることに悩んだことがありました。それをすることで嫌われるのが怖かったのです。しかし、本書を読むとそんなちっぽけな気持ちは一瞬でなくなりました。

今、猛烈に親切がしたいです

 

それは、親切は身体によく、私たちを幸せにしてくれるからです。あなたも幸せになりたいのであれば、本書を読み、親切をしてみてください。

 

どんな小さなことでも良いです。あなたの親切は周りに更なる親切を生み出し、その親切はまた周りに親切を生み出します

 

親切は連鎖します。つまり、幸せは連鎖します

 

店員さんにありがとうと言う、お年寄りの買い物袋を持つ、誰かにプレゼントを買ってみる、、、など。どんな小さいことでも良いです。まずは1日1親切を目標に行動してみましょう。

 

それでは私の気づきを共有します。

気づき

  • 親切は工夫次第
  • 親切は連鎖する

 

親切は工夫次第

本書の親切の例でとても面白いものがありました。それは親切は必ずしも体を動かす行為でなくてもいいということです。

 

愛想をよくするだけでも、話を聞くだけでも、相手を褒めるだけでも、笑うだけでも親切になるのです。

 

これであればお金も時間もかけずに親切をすることができます。私の今までの経験上、『人は自分の話を聞いてくれるだけでとても嬉しいと感じる』と思います。

 

もし、あなたが何か親切をしたいのであれば、まずは『話を聞く』ということをしてみてください。また、それは意図的に人と仲良くなりたいときにも使えます。

 

私はよくセミナーに参加し、初対面の人と話す機会があります。しかし、私はまだまだ未熟で相手にとってプラスになる話がなかなかできません。そんな時は徹底して相手の話を聞くようにします。もちろん自分の勉強にもなりますし、相手に喜んでもらえて信頼関係を築くこともできます

親切は人間関係を良くします

 

親切は連鎖する

あなたは親切な行為を見たときにテンションが上がりませんか?私は親切な行為を見たときにとても嬉しい気持ちになり、自分も親切がしたくなります

 

まさにドミノ効果です。

 

これは子育てや仕事にもいかすことが出来ます。例えば仕事や職場、上司や部下に対し、感謝や親切な気持ちがあれば、その気持ちはクライアントにも広がり結果的にビジネスは上手くいきます。

 

反対に会社内で不平や不満で溢れていれば、それもどんどん広がってしまうので気をつけましょう。もしあなたの会社がそのような状態であれば、まずはあなたが親切を始めましょう。親切はどんどん広がっていくので必ず良い方向に向いていくでしょう。

 

まとめ

本書を読めば、親切がいかに素敵な行為かが簡単に理解できます。また、脳科学的アプローチが非常に多いため納得しながら読み進めることが出来ます。

 

そして、私たちが1番簡単に実践できる親切は人に『感謝』することです。例えば、コンビニで買い物をした後に店員さんに「ありがとう」を言うなど。意識さえしていれば私たちは日常生活の多くの場面で親切をすることができます。

 

あなたの親切は周りや会社などを良くし、周りや会社などの親切が社会を良くし、社会の親切は日本を良くし、日本の親切は世界を良くします。

 

まずは、あなたが親切を始めましょう!