この記事はそんな人に向けて書いています。
ECサイトで商品を購入したり、メルマガに申し込むとオシャレなメールが送られてくることがありますよね。
私は様々なメルマガを購読していますが、ついついHTMLで作られたオシャレなメールは開封したり、クリックしてしまいます。
私はWEBマーケティングのコンサルでメール配信に携わったことがあるのですが、メルマガなどのメール一斉送信している企業の約4割はHTMLメールを利用し、売上UPや集客に成功しています。
本記事ではメール配信の初心者から中級者に向けて、HTMLメールを使用するメリットや注意点、おすすめのツールなどを紹介します。
下記に該当する人は本記事を最後まで読むことをおすすめします。
・HTMLメールについて詳しく知りたい
・HTMLメールを使ってみたい
・おすすめのHTML配信システムを知りたい
それでは詳しく解説していきます。
この記事の目次
HTMLメールとは
HTML(HyperText Markup Language)とはWebページを作成するために開発された言語です。
現在、インターネット上で公開されているWebページのほとんどはHTMLで作成されており、このHTMLで作成されたメールをHTMLメールと呼びます。
本来HTMLメールは専門的なプログラムの知識を持っていなければ作成することができませんが、メール配信システムに搭載されている「HTMLエディタ」というツールを利用することで、知識がなくても誰でもカンタンにHTMLメールを作成することができます。
HTMLメールとは通常のテキスト(文字)のみで作成されたメールとは違い、画像や動画の組み込み、文字のフォントや大きさ・色などを修飾したりできるメール形式のことです。
そのため、文字だけのテキストメールよりも情報量が多く、表現の幅も広げることができます。
例えば、アパレル販売ECサイトの場合、販売したい商品の画像を入れて具体的な商品イメージをもってもらったり、強調したい部分の文字を装飾したりと、より視覚的に訴えかけ、ユーザーの購買意欲を引き上げることができます。
HTMLメールとテキストメールの違い
上述の通り、HTMLメールはテキストだけでなく画像などを挿入することができるため、様々な表現が可能なメール配信方法です。一方で、テキストメールは文字だけで構成された、一般的なメール配信方法です。個別に行うメッセージのやり取りはテキストメールでやりとりされることがほとんどです。
実はメルマガにおいても、まだまだテキストメールが主流です。メルマガをテキストメールで送る場合には、飾り文字や記号、段落分けなどを工夫して作成することで、読みやすく、見た目の良いメールを作成することが可能です。
テキストメールのメリット・デメリット
テキストメールを利用するメリット・デメリットとしては、次のようなものがあげられます。
・誰でも簡単に時間をかけずに作成可能
・すべてのメールソフトで受信可能
・画像などの差し込みができず視覚的な訴求ができない
・効果測定ができない
HTMLメールを使用するメリット
ここからはHTMLメールについて更に詳しく解説していきます。まずはその特徴をみていきましょう。
オシャレなメールを作成することができる
HTMLメールではテキストメールと違い、画像や図表などを挿入することができます。そのため、具体的なイメージをそのままユーザー届けることができます。特に商品やサービスを効果的に表現することができるため、ユーザーの購買行動を促すことはもちろん、ブランドイメージを保ったまま、視覚的なアプローチをすることができます。
文字の色やサイズなどを変更して見やすいメールが作成できる
画像の挿入だけでなく、文字の色や大きさを変えることも可能です。重要ポイントに色付けをするなど文字にメリハリをつけることで、メールは圧倒的に読みやすくなります。そのため、ユーザーのメール開封時間やリンククリック率が上がることが想定されます。メルマガにおいてはユーザーを飽きさせないことも重要なポイントとなるので、最低限文字の色を変えることは実施しましょう。
WEBページへ遷移させやすい
メルマガの目的は「配信すること」ではなく「ユーザーの行動を促すこと」がほとんどです。例えば、
・商品を購入してもらう
・セミナー申し込みをしてもらう
・リンク先のYouTube動画を見てもらう
などです。つまり、メルマガの内容に興味を持ってもらうことも重要ですが、「誘導」が最も重要な役割となります。HTMLメールでは下記の3つの機能を備えているため、テキストメールに比べて読者の誘導率が高くなります。
・画像にリンククリックのURLを貼れる
・文字にリンククリックのURLを貼れる
・クリックを促すボタンを作成できる
効果測定ができる
HTMLメールでは実際に配信したメールの効果測定をするこができます。具体的に計測できるのは、開封率とリンククリック率です。そのため、下記のような分析が可能です。
・どのようなタイトルの開封率が高いか
・ユーザーがクリックしやすいリンクの貼り方
・誰が開封したか、誰がリンククリックしたか
これらの情報を元にPDCAを回し、よりメール配信の効果を高めることが可能です。メルマガの目的が「配信すること」ではなく「ユーザーの行動を促すこと」の場合は、HTMLメールは必須と考えてよいでしょう。
HTMLメールで配信する際の注意点
もちろんHTMLメールにもデメリットはあります。ここではHTMLメールを配信する際の注意点を3つ紹介します。
作成に時間と手間がかかる
画像の挿入や文字の色を変えるということは、その分の作業時間が発生するということです。ただし、メール配信システムを使用すればHTMLメールのテンプレートが標準搭載されていたり、1度作成したメールをテンプレート化できたりします。
メール受信者の環境によってレイアウトが崩れる場合がある
HTMLメールを送っても受信環境によっては挿入した画像が表示されなかったり、デザインが崩れてしまっている場合があります。そのため、あらかじめ配信前に複数の端末にテスト配信を行い、表示確認することが重要です。ただし、正しく表示されるかどうかは受信者の環境やメールソフトの設定に依存するので、テスト配信で問題なくても実際はイメージ通り配信ができていないケースもあります。
容量が大きく、配信が遅延する場合がある
HTMLメールでは、画像などを使用しオシャレなメールを作れますが、その影響でデータ容量が重くなる場合があります。その結果、配信遅延やメール自体が届かないケースもあります。HTMLメールでは容量が重くなりすぎないよう、サイズの小さい画像を使用するなどの工夫が必要となります。
HTMLをおすすめする人や企業
HTMLメールの最大の特徴はデザイン性に優れているところです。そのため、画像を使って商品やサービスをアピールしたい人には特におすすめです。HTMLメールは下記のような業種業態で使われていることが多いです。
・ファッション
・インテリア
・ECサイト
・小売店
・旅行会社
・IT関連
実際の配信例を見たい方はこちらのサイトよりご確認いただけます。
おすすめのメール配信システム
HTMLメールと聞くと、実際にHTMLのコードを書く必要があるのかと心配する声もあがります。安心してください。多くのメール配信システムにはHTMLエディタが標準装備されているものも多くあります。
そのため誰でも簡単にHTMLメールを配信することが可能です。ここではおすすめのHTMLメール配信システムを3つご紹介します。
法人導入シェア数7年連続No.1 『ブラストメール』
HTMLメールを安く・簡単に使用できます。メール配信システムにおいて業界シェアNo.1のブラストメールは現在、10,200社以上の契約があります。 全国の様々な企業から官公庁まで、幅広く支持を得ています。
HTMLエディタの機能として他のサービスと比較し突出して秀でているわけではありませんが、最低限揃えているレベルです。
- 初めてHTMLメールを送りたい
- 時間をかけずにHTMLメールを送りたい
- 安くHTMLメールを送りたい
そんな方におすすめのメール配信システムです。また、ブラストメールはマニュアルが用意されていたり、電話やメールサポートも充実しています。
PC操作やIT関係が苦手な人でも安心して利用することができます。今であれば7日間の無料お試しも可能です。是非、自身で操作して体感してください。
継続利用99%の使いやすさ『WiLL Mail』
ドラッグ&ドロップでHTMLメールが作れる簡単エディタ!マウス操作だけでHTMLメールが作れるエディタを国内でいち早くリリースしました。知識不要で直感的にHTMLメールを作れるので、制作コストの大幅削減が可能です。
また、Will MAILでは配信結果をグラフやヒートマップで比較できるため、開封・クリック・コンバージョンをグラフやヒートマップでリアルタイムに把握することができます。効果検証もしっかりとやりたい人におすすめです。
世界50万社に選ばれたメール配信システム『BENCHMARK』
とにかくHTMLメールのテンプレートを活用したい人におススメ。メールテンプレートが豊富で500種類以上のカスタマイズ可能なテンプレートで効果的なHTMLメールを作成できます。
外資系の企業ということもあってか、デザイン性を高める機能が多く、スタイリッシュでインパクトのあるメールを作成することができます。操作性もシンプルでわかりやすいですが、ユーザーサポートがないのは少々不安な点になります。
HTMLメールについてまとめ
今現在ではテキストメール利用者の方が多いです。しかし、今後はHTMLメールが主体となると言われています。それはHTMLメールの方がクリック率が高いなど、メルマガの効果があがる傾向にあるからです。
テキストメールとHTMLメールではそれぞれ特徴があり、メリット・デメリットが存在します。そのため、一概にHTMLメールを使えばいいというものでもありません。メールの配信数やどのような内容のメールを送るかによっても最適なメール配信形式は変わってきます。
これを機にあなたもHTMLメールを始めてみてはいかがでしょうか。まずは無料お試しで実感してください。HTMLメールを攻略して売上アップを実現しましょう。