GO WILD 野生の体を取り戻せ!/ ジョンJ.レイティ&リチャード・マニング【書評① 序章〜3章】

『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』

NHK出版

ジョンJ.レイティ&リチャード・マニング(著)

野中香方子(訳)


現代のテクノロジーは私たちの生活を変えました。

『周りを見れば大人は皆スマホを触っている。』

『子供は外で遊ばずゲームばかりしている。』

これは私たち人間の本来の生活すべき姿でしょうか?

私たち人類の歴史は20万年にも及びます。

それが、ここ数百年で文化が発展したからと言って、

すぐに遺伝子レベルで適応できるものなのでしょうか?

私たちの体は20万年前のままです。

つまり、私たちは野生的に暮らすように

進化によって設計されています。

飼いならされたような生活は病気や不幸をもたらします。

この本では食事、運動、睡眠、思考、そして生き方

自然の中の暮らしを通してライフスタイルを見つめ直せる本になります。

20万年前には、スマホもパソコンも電車も車も自転車も電気でさえもありません。

人間本来の生活を知り、ワイルドな生活を取り戻しましょう!

気づき

  • 人類は走るために生まれてきた
  • 農業革命の影響
  • ブドウ糖は毒である
  • トランス脂肪酸とは

人類は走るために生まれてきた

人類は『持久狩猟仮説』が唱えられています。

人間にとって重要な食料となっていた哺乳類はどれも足が速い、

シカやレイヨウと言った有蹄動物です。

これらは俊足ではあるが、持久力はありません。

そのため、人間は長距離を走ることによって、食料を得たのではないかと考えられます。

人間は獲物を執拗に追い続け、

疲れ果てたところを仕留めたのではないかと言われています。

そう、私たち人類は走るために生まれてきたのです。

農業革命の影響

農業の登場は人類にとって比肩するもののない最大の変化です。

農業が人類に及ぼした影響はあまりにも大きく、

小麦が人間を飼いならしたと言う人もいるほどです。

高密度のデンプンは保存がきくため、定住生活を可能にしました。

文明化は富裕になることを可能にしましたが、貧困をも誕生させました。

また、人口増加にも拍車をかけました。

今日では米、小麦、トウモロコシ、ジャガイモの4つで

人間が摂取する栄養のおよそ75%を占めています。

しかし、それが私たちの病気に大きく影響し、

私たちを苦しめていたのです。

ブドウ糖は毒である

農業は私たちに栄養不良をもたらしました。

わたしたちの祖先は何百万年にもわたって、

高密度の炭水化物を含まない食事をして反映してきました。

しかし、現在では炭水化物は全人類が摂る栄養の約8割を占めています。

そして、炭水化物を摂取する量が増えるにつれて、

人類は炭水化物に関連する病気にかかりやすくなったのです。

炭水化物を分解する目的はブドウ糖を得ることです。

しかし、ブドウ糖には毒性があります。

筋肉は働くためにグリコーゲンを燃やしますが、

同時に脂肪も燃やすことができます。

そして、筋肉にエネルギーを供給します。

つまり、脂肪は燃料になるのです。

私たちの身体の燃料はブドウ糖でなくてもいいのです。

しかし、先ほど述べたように

ブドウ糖は毒性があります。

私たちの血流にブドウ糖があれば、インスリンが

「脂肪を燃やすのをやめてブドウ糖から燃やせ」と言う指令を出します。

あくまで優先事項はブドウ糖を血流から取り除くことなのです。

これが、あなたの肥満の原因です。

脂肪は本来、体にいいものです。

私たちが肥満を脱するためには脂肪を抑えるのではなく、

炭水化物を取り過ぎないようにしましょう。

トランス脂肪酸とは

ブドウ糖と共に私たちの体を蝕むのがトランス脂肪酸です。

トランス脂肪酸はマーガリンなどの加工食品に含まれます。

トランス脂肪酸は私たちの消火システムが経験したことのない

脂肪酸分子を作り出します。

当然、私たちの体はそれらの分子を処理するようには進化はしていません

そのため、体内に入り込んだ異質な分子は免疫反応を引き起こし、炎症となります。

そしてこれが、動脈硬化や心臓病の原因となるのです。

加工食品を食べるのは極力控えましょう。

まとめ

私たちの遺伝子は野生的に生きるようにプログラムされています。

そのため、野生に反した生活をしていると異常が現れます

現代のテクノロジーの発展は

私たちの生活を便利にする一方で、私たちの健康へのリスクを大きくしています。

生活を全て変えろとは言いません。

改めて自分の生活を見直し、

私たちの祖先がどのように生活していたかをイメージし、

比べてみてください。

食事、運動、睡眠、思考、そして生き方

全ては野生に通じます。

野生の生き方を取り戻しましょう!

GO WILD

あとがき

この本は骨太で読みがいがあります。

読んでいて新しい発見ばかりで楽しいです。

少し、科学的なことも多く読み辛い部分もありますが、

読んで損はありません!

是非、手に取ってみてください。

あまりに骨太なので、書評も3回に分けます。

まだ、3章までしか読めていませんが、

少しずつ読み進め、また書きますね。

GO WILD 野生の体を取り戻せ!/ ジョンJ.レイティ&リチャード・マニング【書評① 序章〜3章】
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