SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術 / ショーン・スティーブンソン【書評】

SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術

ダイヤモンド社/ ショーン・スティーブンソン(著)


『大事なことは睡眠より仕事だ』

『寝ている時間がもったいない』

そう言って、睡眠を削っていませんか?

それは、命を削っているのと同じです。

睡眠は私たちの人生を変えます。

私たちが睡眠を安易に考え、

睡眠の質を落としてしまうと、

病気のリスクが高まります。

反対に、睡眠の質を上げることで、

私たちは脳と身体のパフォーマンスを最大限に

引き上げることができます。

あなたならどちらを選びますか?

良質な睡眠は免疫系を強化し、

ホルモンバランスを安定させ、

新陳代謝を促進します。

普段の睡眠は、あなたの人生を左右します。

この本にはそんな睡眠の質を上げるための、

ぐっすり眠る21の方法が書かれています。

その中でも私が特に気になった3つを紹介します。

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気付き

  • 腸は第二の脳
  • 光を徹底的に遮断する
  • アーシングの効果

腸は第二の脳

人の腸は神経組織の塊で、

脳内と同じ神経伝達物質が30種類存在します。

そのため、第二の脳と言われています。

腸で起きたことは必ず脳に伝わります。

そのため、腸内環境と腸の健康は

脳の機能を支配していると言っても過言ではありません。

つまり腸を整えることは、

脳を整えることとなり、

それは睡眠の質を高めることになります。

そして、この本には具体的に何を食べると、

腸を整えられるか、必要な栄養素を取り入れることができるかが

書かれています。

例えば、

鶏肉、タマゴ、サツマイモ、ヨーグルト、葉野菜などを食べることで

睡眠に深く関わるセロトニンの前の段階の物質である

トリプトファンをとることができる

などのように具体例が、いくつも記載されています。

是非、本書を手にとって確認してください。

光を徹底的に遮断する

実は、皮膚にも光を感じる受容体があり

寝室に光があると、身体はそれを感知して脳や臓器に通達します。

特にメラトニンへの影響は非常に大きいです。

眠っているはずの時間に室内の光を浴びると、

メラトニンの生成料が半分以下になります。

つまり、睡眠の質がかなり落ちてしまいます。

メラトニンは睡眠の質を高めるだけでなく、

免疫機能の改善、血圧の正常化、

がん細胞の増殖や腫瘍の成長の抑制など、

様々な役割を果たしています。

そのため、メラトニンの生成量を減らさないように、

真っ暗な部屋で寝るだけで、睡眠の質は改善されます。

私は昔から、必ず暗い部屋で寝ています。

理由は明るいと寝れないからです。

ただ単に、私の性格的なことだと思っていましたが、

実は科学的に根拠のあるモノだったんですね。

これはすぐに実践できることなので、

もし、電気をつけて寝ている(豆球も含む)という人がいれば、

今日、電気を全て消し、

真っ暗で寝ると、どう違うかを検証してみてください。

アーシングの効果

アーシングとは人体が地面に触れることです。

実は私たちの身体は、

アーシングをするだけで、炎症を軽減することができます。

また、アーシングは良質な睡眠を妨げる、

コルチゾールの量を減らすことができます。

つまり、地面に触れる機会を作れば、

私たちの睡眠は劇的に改善することができます。

これは私の見解ではありますが、

アーシングが効果的な理由は、

人間本来の行動だからだと思います。

人間本来の行動を考えたことはありますか?

昔は、地図もないなか、狩を行い生活していました。

その結果、運動は頭をよくする

との研究もあります。

(狩に遠くまで行くので、場所を記憶したり、

 命を守るためにありとあらゆることを考えるため)

アーシングも同じです。

人間は本来、裸足で生活していました。

地面を足につけるというあたりまえの日常行為が、

睡眠の質を高めることで、自分たちの生活の質を上げたり、

命を守ることに繋がっていたんだと思います。

まとめ

この本はかなり骨太な本です。

私も睡眠の本をかなり読んでいますが、

知らないことばかりでした。

特にホルモンの解説がすごいです。

聞いたこともないホルモンがたくさん出てきました。

さらに、多くの研究や論文のデータが多く示されていて、

非常に信頼ができ、納得のいく内容となっています。

しかし、その分かなり専門的な内容となります。

普段から、脳科学や睡眠の勉強をしていないと、

読むのが辛くなると思います。

本の構成としては、

21章有り、1つのテーマに対して

章の初めに科学的根拠を記載し

章の終わりに、私たちがすべき具体的行動が書かれています。

この具体的な行動に関しては、

優しい内容で、かつ、実践的なものとなり、

今日から使えるモノなので、

この部分を読むだけでも、かなりの価値があります。

あまり読書に慣れていない人や、

読んでて退屈だと感じた人は、

とりあえず、この部分だけでも読んでください。

過去、私も睡眠に関する勉強をしていますが、

まず、基礎を学びたい方は、

こちらからお読みください

スタンフォード式 最高の睡眠 / 西野精治【書評】
『スタンフォード式 最高の睡眠』 サンマーク出版/西野精治(著) 『睡眠不足を時間で解決しようとしていませんか?』 ...

これを読んだ上で、本書を読むことで、

さらに理解が深まり、より良質な睡眠を手に入れることができます。

そうすることで、あなたは

人生をより良いものにすることができます。

編集後記

また、この本は睡眠の専門家でもある樺沢紫苑さん

ホームラン本(ホームラン級にすごい本)に認定していました。

http://kabasawa3.com/blog/book-movie/sleepthebook

確かに、専門家であれば、確実にホームラン本ですね!

しかし、一般の人からすると、

かなり難しい内容となっていますので、

私としては、10年後ホームラン本ですね(笑)

今後も睡眠についてはどんどん学んでいきます!

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