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気持ち伝達のルール化 〜組織の運営方法〜

あなたは本音で気持ちを伝えることはできていますか?

空気を読んで賛成したふりをしていませんか?

 

 

相手に気持ちを伝えることは非常に大切なことです。

 

なぜなら、自分の気持ちを伝えることは、

コミュニケーションの大きな要素の1つだからです。

 

もし、自分の本音を隠し、

建前だけで話をしてしまうと、

偽りのコミュニケーションになってしまいます。

 

特に日本人は、必死に空気を読もうとするので、

『本音』で話すことはほとんどありません。

 

そんな時に思い出したのが、

アドラー心理学をわかりやすく解説した

ベストセラー本の

 

『嫌われる勇気』です。

 

この本には、

「相手のことを考えて、

相手に気を使うこと(空気を読むこと)は、

結果的に自分を守る行為だ」

 

ということが書かれています。

 

つまり、相手のことを本気で考えるのであれば、

「本音でぶつかろう」ということです。

 

 

特に日本人は相手の顔色を伺い、

自分の言いたいことを言わず、自分の中に溜め込み、

飲み会で愚痴を言い、発散します。

 

個人同士での繋がりだったら、

それでも大丈夫かもしれません。

 

しかし、会社に属し、

組織で働いているとなると、

そうもいきません。

 

本音を隠し、その場しのぎを続けていても

組織として長期的な目線で見ると、

何の解決にもなりません。

 

 

しかし、いきなり、「本音でぶつかれ」

と言われても、簡単にできることではありません。

 

 

そこで有効な方法が、

『気持ち伝達のルール化』です。

 

組織として、気持ち伝達をルール化することで、

本音をぶつけることが当たり前の環境となり、

それが、組織のコミュニケーションを活性化します。

 

その結果、組織の生産性が向上します。

 

私は以前働いていた職場で、

上司との関係がうまくいっておらず、

大変苦しい仕事環境でした。

 

私が先輩の真似をして先輩と同じことをしていても、

先輩は怒られず、自分だけが怒られる

 

なんてこともしばしばありました。

 

 

そんなことが続きストレスが最高潮に達した私は

初めて上司に反抗的な態度をとりました。

 

『もう分かんないっす。

◯◯さんがこうしろというからしたのに、

やったらやったで、突然ああしろって言われても無理ですよ。

どうしたらいいんすか?もう分かんないっす』

 

結果的に、この時に本音を言って以来、

上司の態度が変わりました。

そして、私自身も変わり、

言いたいことを言うようにしました。

 

そうすると、みるみる仲良くなり、

以前とは違い、心から打ち解けることができました。

 

本音でぶつかったことが、上司も嬉しかったのだと思います。

 

 

 

また、googleの

「プロジェクト・アリストテレス(Project Aristotle)」

をご存知でしょうか?

 

googleがどのような組織が

最も生産性が上がるかを分析したものです。

 

 

結論を言うと、

「心理的安全性」が高い組織が生産性が最も上がります。

 

つまり、組織のメンバー1人ひとりが「本来の自分」を

発揮できる組織が最強の組織となります。

 

 

そのために、気持ち伝達のルール化を行い、

全員が『本音』で話すことは非常に有効です。

 

是非、あなたの所属する、

組織やコミュニティでも実践してみてください!

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