【書評】図解作成の基本 / 吉澤準特

『外資系コンサルが実践する 図解作成の基本』

すばる舎 / 吉澤準特(著)


『資料作成で上司に何回もダメ出しをされた』

『クライアントに提出した資料が読まれていない』

『自分のプレゼンを誰も聞いていない』

あなたもそんな経験があるのではないでしょうか?

それは、あなたか図解を活用できていない可能性が高いです。人は文字が多いと資料は見る気もしません。

特にプレゼン資料はできるだけシンプルにしたほうが良いでしょう。資料にいくら素晴らしい内容を記載していても、見にくい資料だと誰も読みません。

本書ではビジネスシーンで使用するべき図解が網羅的に記載されています。タイトルこそ、『図解作成の基本』となっていますが、実際の内容は基本から上級クラスまでわたります。図解作成の辞典と呼んでも良いでしょう。

そのため、普段から図解を使う人も、今まであまり図解を使ってこなかった人にもオススメの1冊となります。

また、本書には大枠の考え方と実際の使い方の両方が記載されています。実際のExcelやパワーポイントの画面付きでの解説もありますので、読めばすぐに実践できるようになっています。

『プレゼンの質を上げたい!』『もっと出世したい!』人は是非読んでみてください。

それでは私の気づきを共有します。

気づき

  • シンプルイズベスト
  • 図解もメラビアンの法則が適用される
  • 色はたくさん使わない

シンプルイズベスト

資料はいかにシンプルに表現できるかが大事になってきます。情報は多ければ多いと思っている人もたくさんいますが、それは逆です。情報は少なければ少ないほど良いのです。

わかりやすい図解にはわかりやすい図形が用いられており、そのわかりやすい図形は「フォーム」「カラー」「ポジション」の3要素がしっかりと考えられています。

本書では主に上記の3要素を中心にいかにシンプルにするか、そしていかに着目ポイントを目立たせるかにフォーカスしています。

この感覚さえ身に付けることができれば、どんな図解でも見やすく伝わりやすいものが作成できると思います!

図解もメラビアンの法則が適用される

メラビアンの法則とは、1971年にアメリカで提唱された概念で、話し手が聞き手に与える影響について、「視覚情報」「聴覚情報」「言語情報」それぞれの観点から数値化したものです。

具体的な数値は下記の通りです。

視覚情報(Visual)…55%
聴覚情報(Vocal)…38%
言語情報(Verbal)…7%

図解作成はもちろん視覚情報に値します。つまり、人間が受け取る情報の中で最も大切な情報だということができます。

言い換えると、図解作成さえできれば、プレゼンは半分以上成功したも同然なのです。資料作成は図解作成は苦手だからといって避けていては、成功する確率はどんどん落ちる一方でしょう。

まずは(流し読みでもOKなので)本書を一読して、どんな図解が最適化を知るだけでも変わってくると思います。

色はたくさん使わない

私が資料作成で1番陥りがちなことが、様々な色を使ってしまうことです。しかし、色をたくさん使えば使うほど、資料が見にくくなっていきます。。。

色を変えるときは本当に強調したい部分だけでOKです。ポイントとしては色合いが濃くて白文字が目立つようにすることだそうです。

私はExcelなんかでは強調したい部分を黄色で色付けしたり、赤文字にしたりする癖があるので、『今後は色合いが濃くて白文字が目立つようにする』を実践してみたいと思います。

私のように図解作成が元々得意でない人は、まずこの色遣いから実践するのが難易度が低く実践しやすいでしょう!

まとめ

本書に記載されているサンプルの図解は全て、Excelかパワーポイントで作成できるものとなっています。そのため、難しいソフトや機能を使用しないため、すぐに実践ができます。

私自身も使ったことがない機能がたくさん出てきたので、仕事で使うのが楽しみです。

特に図形のグループ化と結合により、自分の好きなように図形を合成したり、パワーポイントのSmartArt、ExcelのPeople Graphなどはすぐに使いたいと思いました。

本書は職場のデスクに常備しておこうと思っています!この世に万能な図はありません。そのときその時の状況によって変わってくると思うので、まずは全部マスターしようとは思わずに、必要な時に必要なものを一つずつマスターしていきましょう。

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