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たった5つの感情でお客様は動き出す / 佐々妙美

『たった5つの感情でお客様は動き出す 』

クローバー出版 / 佐々妙美(著)


まず始めにこれだけは言わせてください。

本書は小手先のテクニック本ではありません!

 

 

人間の欲求や人のあり方にアプローチし、集客を切り口にどのように人間関係を築いていくかを追求した本になります。

 

著者の佐々さん曰く、『集客』とは人間関係であるとのことです。もちろん、FacebookやInstagramなどのSNSやメールマガジンを活用した集客術も大切ですが、前提としてお客様の感情を動かすことが大切になります。

 

まず「本能」が満たされ、次に「感情」が満たされて、その上でやっと「理性」や「思考」に到達できるのです。

 

私も思い当たる節があります。仕事で「言っていことは分かるし、正しいんだけど、そういうことじゃないんだよな」という感覚を持つことがよくあります。

 

人って理性だけでは動かないんですよね。よく考えると私の経験上でも・・・感情にアプローチした方が人が動くということはよくあります。

 

本書で面白いクエスチョンがありました。

Q:あなたが嫌いな、口うるさくて陰気で臭くて怖い上司と一緒に飲む冷たいビールと、あなたの超好みのタイプの、素敵な人と飲むぬるいビールでは、どちらが美味しいと思いますか?

即答で後者ですよね?笑

 

本来的には冷たいビールの方が美味しくて好きなはずなのに、そこに感情が挟まると答えは変わってきます。

 

つまり、人は感情で動く生き物なのです!

 

本書は感情のマトリクスを使用し、

  1. 安心したい
  2. 繋がりたい
  3. 認められたい
  4. 変化したい
  5. 貢献したい

 

という5つの感情の窓を切り口に、それぞれの感情に対してどうアプローチすべきが記載されています。

 

 

あなたが、『集客に困っている』『営業に困っている』『人間関係に困っている』のであれば本書をおすすめします。

 

 

それでは私の気づきを共有します。

 

気づき

  • 小分けの法則
  • リアクション3倍で褒める
  • 小さなお願いをする

 

小分けの法則

繋がりたい相手との連絡やメッセージは小分けにしましょう。理由は2つあります。1つは、あまり知らない相手からいきなり長文のメッセージが来ても引いてしまうと思います。もう一つは単純接触効果です。

 

人間は何度も会った人を信頼しやすくなります。営業マンでよく『近くに来たので寄ってみましたー』っていう人がいますよね。これはこの単純接触効果を狙ったテクニックです。

 

たとえば、交流会で出会った人と仲良くなりたいと思ったとき。

1回目の接触が交流会での出会い、だとすると、

2回目の接触は、Facebookでの友達申請。

3回目はメッセージを送って「先日はありがとうございました、今後ともよろしくお願いいたします」と挨拶。

4回目に、その人のFacebook投稿に「いいね!」します。

5回目。その人のFacebook投稿にコメントを入れます。

 

このように、小分けに接触していくことで信頼関係を築いていきます。私もすぐ実践しようと思います!

 

 

リアクション3倍で褒める

リアクションが大きいことは武器になると思います。私も最近、セミナー講師をしたり、会社の中でも皆の前で話す機会が増えて来ました。

 

その時に感じるのが、「リアクションが大きい人はありがたい」ということです。正直、話をしていて、リアクションがないと不安になります。「話を聞いてくれているのかな?伝わってないのかな?」と。

 

反対にリアクションが大きい人には本当に感謝しかなく、その人のことを覚えます。

 

つまり、相手と話す時や話を聞くときは自分が思っているよりも何倍ものリアクショをすることで、相手との関係を築きやすくなります。(やりすぎには注意しましょう)

 

 

小さなお願いをする

感情のマトリクスに『貢献したい』という感情がありました。これを満たすためには、小さなお願いをしましょう。相手はそれを叶えることで、貢献している気持ちが生まれます。

 

あえて、『頼る』ことでその人の感情を満たすことができます。

 

また、その効果を高めるためには、『他人の前で、小さなお願いを叶えてくれたことへのお礼を言う』ことです。

 

その相手は、あなたに貢献できてうれしいし、感謝してもらってうれしいい、さらに第三者に対しての評価も上がることで、トリプルの喜びになりますよね。

 

これには非常に納得感があります。私は安心感タイプですが、これにも非常に共感できます。

 

 

まとめ

本書は集客に特化した話になっていますが、営業などにもいかすことは可能だと思います。ビジネスをする上で、また日常生活においても『感情』は非常に大切になってきます。

 

相手の感情を知り、コントロールできれば怖いものはありません。

 

本書の第4章ではどの感情の人はどういう考えをしていて、その人にどういう対応をすればいいかまで記載されています。

 

気になる人は是非、本書を読んでみてください!