書評

【書評】絶対にミスをしない人の脳の習慣 / 樺沢紫苑

『絶対にミスをしない人の脳の習慣 (無料版)』

SBクリエイティブ刊 / 樺沢紫苑 (著)


『上司に指示されていた仕事をやり忘れて帰ってしまった・・・』

『クライアントとの約束を忘れていて期限が超えてしまった・・・』

『携帯電話を家に置いてきてしまった・・・』

あなたにもこんな経験があるのではないでしょうか?実はこれらのミスの原因はにあります。あなたのコンディションが脳に影響し、最高のパフォーマンスが引き出せていないがためにミスをしてしまいます。

 

本書ではこのようなミスを脳科学的に根拠づけし、改善する方法をたっぷりと紹介しています。あなたのミスがなくなるヒントがきっと見つかるでしょう!

 

具体的に見ていくと、ミスの原因を大きく4つに分類されています。

・集中力の低下

・ワーキングメモリの低下

・脳疲労

・脳の老化

 

さらに、これらのミスの解決法を4つに分解して解説されています。

・入力

・出力

・思考

・整理

各項目ごとに図解での整理がされていて理解しやすい内容となっています。また、具体的な指標をリスト化しているため、自分の現在地と目指すべき場所が一目瞭然で分かるようになっています。

 

つまり、この本は読者に読んでもらうことを目的としているのではなく、読んだ後に行動してもらうことを目的に作られていることが伝わってきます。樺沢紫苑さんならではの1冊に仕上がっています!

 

また、内容は脳科学的な根拠を元に書かれているため難しい用語が出てくることもありますが、私たちの理解が捗るよう、たくさんの例を交えて記載されています。

 

そのため、誰でも簡単に読めて、かつ、簡単に行動に移すことができる内容となっています!そして読んだ後は納得し、すぐに取り入れたくなります。普段の仕事や生活でミスが多い人も、ミスは少ないが更にパフォーマンスを高めたい人も、誰にでもおすすめできる本となっています!

 

と、いうことで本書を読んでの私の気づきを共有します。

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気づき

  • スマホを使いすぎない
  • 集中力の概念を取り入れたToDoリスト
  • 自己洞察力を上げる

 

スマホを使いすぎない

スマホで得た情報はほとんど記憶に残らないとのことです。確かに、、、スマホで見たニュースやブログを思い出せと言われても、せいぜい4〜5つが限界です。

 

しかも、、、スマホは1日1時間以上触っているのに。こんなに無駄なことはありません。更に、スマホは「脳疲労」の大きな原因となっているそうです。スマホはとても便利です。自分の欲しい情報をすぐに得ることもできるし、だらだらとニュースやブログを見ることもできますし、ゲームもできます。しかし、スマホに甘えれば甘えるほど私たちの脳は疲れていき、それがミスに繋がってくるのです。

あなたはそれでもスマホを使い続けますか?

スマホの使いすぎは実際に頭が悪くなるということが実験で証明されています。なんと、

スマホの使用時間が1時間増えるごとに、数学、算数の成績が約5点減る

という結果が出ているそうです。(スマホ使用時間に比例して勉強時間が減るということが無いように、勉強時間も同じにしての結果です)

 

これは他人事では無いと思います。電車に乗ると周りの人の7〜8割はスマホを触っています。自分も満員電車で本を開けないときはついスマホを触ってしまいます。

 

今後はスマホに頼らない生活を送り、脳疲労を抑えることでミスがなく、脳が元気な状態を作っていきます。

 

また、、、それでは電車で何をしたら良いのか?という悩みにもこの本は答えてくれていました。それは「何もしない」ことです。

 

私たちの脳は何もしていない時間にもデフォルトモード・ネットワークが稼働しています。デフォルトモードネットワークとは簡単にいうと、頭の中を整理している状態です。この情報社会の中で脳に整理する時間を与えなければ情報過多で脳疲労や機能低下に繋がります。

 

たまにはスマホから離れ、ぼーっとする時間を作ってみましょう!

 

集中力の概念を取り入れたToDoリスト

仕事におけるToDoリストを書いている人は多いと思います。私の場合は会社から指定されたツールをToDoリストとして使い、タスク管理をしています。しかし、これに問題点を感じています。

 

タスクを終えるごとに、いちいちPC画面上で操作してタスクの確認をしないといけないので、集中力が途切れてしまいます。また、タスクの追加や削除にもわざわざPC画面上で操作をする必要があるので、かなりの時間が奪われてしまいます。

 

更に、自分も含め多くの社員が夜遅くまで働いている姿を見ると、このタスク管理方法はあまり良いとは言えないのではないかと感じています。

 

その原因は、タスクに『集中力』という概念が反映されていなかったからです。仕事は集中力が必要な仕事とそうでない仕事があります。今まではタスクを羅列して、緊急度と重要度で作業に取り掛かる順番を決めていました。しかし、今後は集中力が必要な仕事は朝にするなど、自分の集中力やコンディションを考慮したタスク管理を行います。

 

そして、なんと今回、本を買った人は特別に樺沢式ToDoリストがダウンロードできます。まさに集中力の概念を反映したToDoリストになっています。更に、このToDoリストには遊びのToDoリストが記載されています。

 

個人的にはこの遊びのToDoリストがこの本の肝だと感じています。詳細を知りたい人は是非本書を購入しダウンロードしてみてください。これだけでも1400円の価値はありますね!

自己洞察力を上げる

あなたは自分の日々のコンディションを把握できていますか?私はできていないです。毎日の生活の中でなんとなく調子が良い、調子が悪いということは分かりますが、その原因をしっかりと考えたことはなかったです。

 

自己洞察力とは自分をモニタリングする力のことです疲れている時ほど自己洞察力は低下します。そのため、「疲れていますか?」という質問に対して、大丈夫ではないのに、「大丈夫」と答えるケースが多いそうです。

 

自分のコンディションをきちんと把握することができると、それに合わせて仕事のやり方を工夫できます。例えば「今日は疲れているから小まめに休憩を取ろう」など。

 

今後、私は自分の状態をしっかりと把握するために、毎日ツイッターにその日感じた身体の状態、心の状態を書きます!(あえてツイッターにしたのは文字数制限があり、気軽に投稿できるSNSだからです。つまり、ハードルを下げて目標を達成しやすくしています。)

まとめ

最終的に著者が言いたいことを一言で言うと『もっと人生を楽しもう!』ということだと感じました。そして、そのためには普段からの自分自身のコンディションを把握して、より良い状態に持っていく。そうすることで仕事のパフォーマンスが上がり、プライベートも楽しむことができます。

 

まさに理想の生活だと感じました。自分も含めて日本人は働きすぎ、追われすぎな気がします。今は無理をしていても大丈夫かもしれませんが、その生活を続けて5年後10年後はどうでしょう?

 

身体的にもしくはメンタル的に異常をきたしている可能性が高いと思います。

 

私は自分のコンディショニングを高めて、パフォーマンスを上げて楽しい人生をおくりたいと思っています。もし、あなたも同じ気持ちならこの本を是非読んで見てください。今回記載した内容以外にもたくさんのヒントが載っています。

 

あなたと私ではまた違う気づきが得られるでしょう。もし「毎日スマホをたくさん触っている」と心当たりがある人はその時間を1日10分で良いので、この本を読む時間に当ててください。そうするだけで今後のあなたの人生は飛躍的に向上すると思います。

 

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