書評

【書評】電通さん、タイヤ売りたいので雪振らせてよ

『家電量販店に行ったら押し売りが酷くて引いた』

『無料サービスを申し込んだが、、、やっぱりタダが1番高かった』

『Amazonのおすすめが私にぴったりすぎてビックリした』

あなたもこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか?

 

私たちは日常生活の中で知らず知らずのうちに様々なマーケティング戦略に触れています。以前はテレビCMを流し、1番目立つとことに商品を置いておけば勝手に売れる時代でした。

しかし、時代は変化しています。インターネットが普及し、ユーザーは様々な情報をスマホ1つでチェックできるようになりました。私自身も店頭で商品詳細と価格を見ながら、ネットで注文するなんてことも経験があります。

 

つまり、以前のやり方ではモノやサービスが売れない時代になってしまったのです。

 

そのため、『売る側』は様々な工夫をして、ユーザーを獲得し用途しています。本書ではそんな最新のマーケティング・販売戦略をたっぷり34個の『買わせるメソッド』を中心に記載しています。

売る側から「おい!俺たちの秘密をバラすな!」と言われそうな部分もありますが(笑)どちらにせよ、今の時代を生きる私たち誰もが読んで損のない本です。(というか、読まなければ損します。)

 

また、本書は『実用性』を重視した内容となります。多くのマーケティング本やビジネス本は納得感はあるものの、実践するのにはハードルが高いことが多いです。

しかし、本書は実際読んでみると、私たちの生活レベルまでに落とし込まれた具体例がたくさん出てきて、納得・共感できる内容でした。そして、すぐにでも試したい!(試せる)と感じました。

実際に、コンセプトとして、

1、どこでも使える!(汎用性)

2、明日から、試せる!(再現性)

3、すぐに、効果が表れる!(即効性)

4、平易さ

を重視されていますので、読んで楽しみ、実践して楽しむことができます。私は普段の仕事は広告代理店ですので、さっそく使ってみようとワクワクしています!

 

それでは私の気づきを共有します!

ジャンブル陳列

スーパーやドラッグストアで、商品がカゴに乱雑に積まれているのを見たことがあると思います。これがジャンブル陳列です。

私たちは無意識的に

雑に陳列されているものはだいたい安い

と思っています。(私は思っていました!)

つまり、あえて雑に陳列することで、本当は安くない商品を安く見せているのです。

 

正直、これにはかなりやられていますね(笑)私はドラッグストアなどでジャンブル陳列されている商品を必ずといっていいほどチェックしてしまいます。

 

私は以前の仕事ではメーカーで営業をしていましたので、店舗に商品を陳列することもありました。その際に、気をつけていたことが、『いかに綺麗に陳列するか』でした。

今回はその考えと真逆の新しい発想でしたので、衝撃が大きかったです。現在は陳列など店舗に関わる仕事はしていませんが、『あえて雑にする』というユーザーの心理状況をうまく利用した手法は他にも活用できそうですので、覚えておきます!

マーケティングとは人の心!

本書で紹介されている、『飢餓マーケティング』が非常に面白い内容でした。

商品やサービスが手に入らない「極端な品薄状態=飢餓状態」をあえてつくることにより、購買意欲を高めること

これも自分に当てはまりすぎて衝撃でした!

限定感お得感など消費者の心理状態をうまく使用した手法だと思います。

特に日本人は『売れている商品』『みんなが買っている商品』を買いたがる傾向にあると思います。そのため『買えないこと』がブランドになるのです。

 

先日、家族でご飯に行った時、ショッピングモールのレストランゾーンに行きました。混み具合は両極端でした。『めっちゃ並んでいるか』『ガラガラか』そして私たち家族はめっちゃ並んでいる列の後ろに並びました。

くぅ〜痺れますね!『マーケティングとは人の心!』ですね。

 

自分が『売る側』でも思い当たる節があります。これも昔の仕事の時ですが、展示会に出展して商品を売っていました。

暇な時はめちゃくちゃ暇なのですが、お客さんが1組、2組来た瞬間、3、4、5、6、、、、とお客さんの数がどんどん増えていくのです。

その時は、『やっぱお昼過ぎは人が増えるな〜』なんてことを思っていましたが、違ったのです。人が人を呼ぶのです。『あの店は人が多いから人気なんだ!自分も行こう』そう思わせることができれば勝ちですね。

シェアの時代

先日、歯医者さんの記事で、ユーザーの購買行動の変化をお伝えしました。

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先ほどもお伝えしたように、消費者はインターネットを使ってなんでも自分で検索できる時代になりました。つまり、消費者の周りは情報で溢れかえっています

そして、消費者は広告の存在を認知しています。つまり、昔のように広告を出せば売れる時代ではないのです。

それでは、

消費者はどんな情報を元に購買行動を決定しているのでしょうか?

それは、友達や知り合い、その他SNS上でシェアされた情報です。現代では、最も信用される情報は『シェアされた情報』なのです。

そのため、今後、マーケティング手法を使って拡大をしていくには『インスタ映え』『口コミ』は必須となります。

まとめ

私は今のインターネットの時代を生き抜くためには『必ず読むべき本』だと感じました。もちろん、私自身がマーケターであることも関係あるかもしれませんが、、、、私にとって本書はホームラン本です!是非、皆様にも読んでいただきたいです。

ただし、本書がホームラン本であるのは長くて3年だと思います。なぜなら、時代は常に変化しているからです。『インスタ映え』なんて言葉は3年前にはありませんでしたし、今後も新しい流行りがどんどん出てくると思います。

本書では『消費者の購買行動』という切り口で時代の変化を感じることができました。そして、それがとても面白かったです。

今まではあまり未来のことを考えたことがありませんでしたが、今後は『時代の変化』や『未来』を見据えて行動していきます!